2016年9月20日、韓国・ソウル新聞によると、韓国で国籍を放棄して兵役義務の免除を受けた人が過去最高値を記録したことが分かった。

韓国の兵務庁が野党「国民の党」のキム・ジュンノ議員に提出した資料によると、最近5年間の兵役義務対象者(18〜40歳)のうち、国籍を放棄した人は1万7229人に上ることが分かった。国籍放棄者の数は年々増加しており、2012年は2842人、2013年は3075人、2014年は4386人、今年は7月までに4220人を記録した。国籍別では米国が8747人で最も多く、日本が3077人、カナダが3007人で後に続いた。

最近5年間の国籍放棄者1万7229人のうち、留学などの長期居住により外国国籍を取得して韓国国籍を放棄するケースは90.4%(1万5569人)に達した。外国で生まれて二重国籍を持っていた人が外国国籍を選んだケースは9.6%(1660人)に過ぎなかった。

また、同資料によると、政府高位公職者(4級以上)27人の息子31人が国籍を放棄して兵役義務の免除を受けた。キム議員は「親の経済的な余裕や社会的地位があってこそ、子どもは外国留学などで長期滞在が可能になる」とし、「家庭環境が兵役義務にまで影響を与えるというのは、韓国社会が不公正である証拠」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「韓国国籍を守ってもいいことは1つもない」
「いつもそう。韓国では貧乏な家に生まれた子どもだけが苦労する」
「国籍放棄者は公職に就けないようにするべき」

「入隊する時は“国の息子”として歓迎されるが、けがをしたら“人の息子”として冷遇される」
「国籍を捨てるのは自由だが、金稼ぎだけはさせるな。まずは芸能人から!」
「それでも、韓国社会で成功するのは兵役を免れた黒い髪の外国人という不公平な事実が悲しい」

「愛国者のふりをして兵役に行っても、不正だらけの韓国軍から学べることは何もない」
「うらやましい。僕も今すぐにヘル朝鮮(地獄の韓国)を離れたい」(翻訳・編集/堂本)