2016年9月23日、韓国・聯合ニュースによると、12日に韓国南部の忠清北道慶州市付近で起きたマグニチュード(M)5.8規模の地震発生の10日前、震源に近い沿岸都市の蔚山市で、市内を流れる太和江(テファガン)のボラ数万匹が列を作り、海へ向かって泳いでいたことが分かった。環球時報(電子版)が伝えた。

ボラが川を下る様子を撮影した男性は「太和江を見たら魚が一列になって泳いでいた。見たことのない光景だったので録画した。今思えば慶州の地震の前兆だったのかもしれない」と話した。男性が翌日に同じ場所へ行ったところ、まったく同じ光景を見たという。魚の列は2〜3キロにも見えたため「2日続けて同じ状態だったので、魚は数万匹はいたのではないか」と語っている。

淡水資源センターの研究員によると「ボラが海へ泳いでいくのは一般的な現象だが、一列になっているのは初めて見た。学会でも研究事例はないと思う」と説明。しかし「魚類が地震を予知するという話は俗説だ」とも話している。(翻訳・編集/大宮)