2016年9月23日、捜狐体育は、福原愛が流ちょうな中国東北弁を話せるようになった要因は、1人の女性にあると伝えた。

21日、福原愛が都内で結婚会見を開いた時も、その翌日に夫の江宏傑(ジアン・ホンジエ)とともに台湾の空港に姿を見せた時も、その女性の姿はそこにあった。福原のコーチを務める張莉梓(中国名:湯媛媛)さんだ。張莉梓さんと福原の関係は、単なるコーチと選手の関係にとどまらない。

1983年1月5日生まれの張莉梓さんは、両親が「健康のため」と6歳から卓球を始めさせると、めきめきと実力をつけていった。ジュニアで全国ベスト8に入り、中国遼寧省のチームではキャプテンも務めた。その後、福原の両親からの再三の要請を受けて、2002年に留学生として来日。福原の専属コーチになった。福原が、卓球の技術が最も伸びる時期に指導を受けたのが彼女だった。

福原との関係は友達のようなものだった。2人は卓球だけでなく、生活面でも互いに助け合った。日本に来たばかりの時、張さんは日本語が話せず、福原がよく「通訳」をしていたという。これがまさに、福原が中国語が急速に上達した理由であり、その中国語が中国人を萌えさせるコテコテの東北なまりになった理由でもある。

張さんの指導の下、福原は日本を代表する卓球選手となった。2008年の北京五輪後は福原の指導から遠ざかっていたが、2016年から再びコーチを務め、リオ五輪もともに戦った。2008年に日本に帰化した張さん。国際大会の出場経験こそないが、福原愛という中国で大人気の日本人卓球選手を生み出した。(翻訳・編集/北田)