2016年9月24日、捜舗は記事「丹東の女性大富豪の個人資料が明らかに、北朝鮮高官と密接な関係」を掲載した。

米メディアの報道によると、遼寧省丹東市の女性実業家、馬暁紅(マー・シャオドン)氏が、北朝鮮の核開発支援容疑で拘束された。遠心分離機に使用可能な酸化アルミニウムを輸出していたとされる。

馬氏は1990年代から北朝鮮貿易を手がけてきた。当初は原油を輸出しくず鉄を輸入する業務だったが、後に北朝鮮の鉱山開発権を取得するなどビジネスを拡大。13年末に処刑された北朝鮮の高官、張成沢氏とも太いパイプを持っていたとされる。北朝鮮貿易の成功を背景に中国での存在感も高め、13年には遼寧省人民代表大会代表に選出されている。

しかし米国政府は北朝鮮の核開発支援容疑があると中国に通達、捜査が始まったもようだ。また遼寧省人民代表大会選出にまつわる贈収賄事件に関与していたとして、すでに代表の座を罷免されている。(翻訳・編集/増田聡太郎)