2016年9月25日、中国紙・参考消息(電子版)によると、ニューヨーク・タイムズは23日、中国は現在、社会や経済の在り方を変える根本的な改革を進めているが、それとともに恋愛・結婚観や家庭観が崩壊しつつあると伝えた。

中国人は心の中では結婚したがってはいるが、それによって生じる責任に対しては否定的だ。結婚を登記する人の数は2年連続で減少している一方で、離婚する夫婦は増加を続けている。こうした傾向の背景には、長年続けられた計画出産政策(一人っ子政策)や急速な経済成長、女性の社会的役割の変化などがあり、若者世代は結婚に対して懐疑的になっている。

2015年、中国の平均世帯人数は3.1人だが、1982年の時点では4.43人だった。世帯人数減少の原因には子どもの減少と独居老人の増加があるが、ほかに「一人暮らしは快適」と考える人が増えていることがある。

中国のネットユーザーは「結婚してからはあれこれ不満ばかりだ」「子どもの頃からずっと親から口うるさく言われ続けてきた。一人の生活は自由だ。恋愛や結婚はもうとても受け入れられない」「結婚への期待は下がり続けている。楽しく過ごせているのに、わざわざ面倒事を求めるはずもない」など、一人暮らしの快適さを語っている。

女性の高学歴化と社会進出も進んでおり、「自分が自立できていると自覚できるのはお金だけ。結婚は面倒でしかない」「女性の価値は結婚にしかない時代ではない」などの声が上がっている。(翻訳・編集/岡田)