2016年9月27日、韓国・YTNによると、安倍晋三首相が国会の演説で、韓国について「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と表現した。

26日に開会した臨時国会の冒頭で所信表明演説を行い、このように述べた安倍首相の発言は、今年1月22日に国会の施政演説で使用したものと同じ表現。ただ、1月にはなかった「未来志向、相互信頼の下に」との修飾語が「新しい時代の協力関係を深化させていく」という発言の前に追加された。これは、北朝鮮による核実験やミサイル発射が続く中で、日韓間の連帯が重要視されている状況を反映したものとみられている。

一方、安倍首相は同日の演説で、「中国の平和的発展を歓迎する。地域の平和と繁栄、世界経済に大きな責任を持つことを共に自覚し、“戦略的互恵関係”の原則の下、大局的観点で関係改善を進める」と述べた。1月の演説の時は「関係改善の流れをより強化する」と述べ、両国関係についても「安定的な友好関係」としていた。今回、このような表現が削除されたのは、中国の船が尖閣諸島に接近するなど、緊張が高まっている現実を反映したものとみられている。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「過去の問題を解決できていないのに、共に未来に進むことはできない」
「安倍首相が慰安婦被害者に謝罪すれば、日韓はもっと良い関係になれる」
「韓国の独島(日本名:竹島)を狙う日本と信頼関係など築けるはずがない」

「日本人は韓国が日本に対して使う修飾語などに興味を示さないだろう。日本の言葉にいちいち反応し、騒ぎ立てるのは地球上で韓国だけ」
「100%日本を許すことは難しいけど、北朝鮮が存在する間は日本と協力するべき」(翻訳・編集/堂本)