2016年9月26日午後、沖縄県近海を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生、鹿児島県知名町で震度5弱の揺れを観測した。この時、日本のテレビ局が国会での安倍晋三首相の演説を中断し緊急速報を出したことに韓国メディアが注目し報じている。

第192臨時国会が召集された同日、地震が発生した午後2時20分にはちょうど安倍首相が国会で所信表明演説をしている最中だった。NHKは演説を生中継で伝えていたが、地震発生が確認されると直ちに国会の映像に緊急地震速報の字幕を重ねて放送した。また速報を出した直後には、揺れを観測した鹿児島県や沖縄県などの地方局と中継を結び現地の様子を伝えた。

災害時のテレビ局の対応としては日本人が特に珍しく感じるものではないが、これが韓国の人たちには驚きを持って受け止められたようだ。韓国では12日に観測史上最大規模の地震が発生したが、大手テレビ局が災害対応を取らずドラマや教育番組を放送し続けたことで批判を浴びていた。

「韓国とまったく違う日本の地震対応」などと伝えた韓国メディアの記事に、ネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「日本は実に学ぶことの多い国だ」
「韓国の庶民が望んでいることはまさにこれだよ」
「日本のアニメを見てた時、地震が発生したとアラームが鳴って驚いたことがある。震源の位置や地震の規模、案内のメッセージまで、深夜でも早朝でも必ず速報が出るんだ」
「韓国で同じことをしたら官僚は全員クビだな」

「朴槿恵(パク・クネ)大統領の演説を中断して速報を出したら、そのテレビ局はどうなるだろう?」
「公共放送としての役割を果たすNHK!。政権のスポークスマンとしての役割を果たすKBS!日本がうらやましい」
「日本と比べることで学び、反省し、同じ失敗を繰り返さないよう対策を立てるべきだ」

「先進国とは違うと言ってもここまで違うとは」
「韓国の場合、国民安全処のホームページにエラーが出始めたら地震が発生したとみていい」
「韓国は日本の悪口を言うことはできても日本に先んじることはできない。いい気はしないがそれが現実」(翻訳・編集/吉金)