2016年9月26日、韓国・ハンギョレ新聞などによると、韓国で馬の産地として知られる済州島の主峰・漢拏山(ハルラサン)一帯で、放牧されていた馬20頭が消える事件が起こった。数カ月にわたり飼い主が行方を捜しているが、手掛かりはつかめていない。

漢拏山の広大な牧場で40年以上馬を放牧しながら暮らしてきたムンさん(78)は今年6月初め、わが子同然に大事に育ててきた馬20頭を一度に失った。3〜10歳ほどの馬12頭と1〜2歳の子馬8頭が突然姿を消したのだ。日に1度は草原に出てえさをやり頭数を確認していたが、体調を崩し数日間休んだ後の6月12日、草原に行ってみると馬が消えていたという。

これまで1〜2頭が牧場の柵を越え逃げ出したことはあったが、20頭もがいなくなったことはない。警察の協力を受け周辺の防犯カメラの映像や馬の足跡を分析したものの、手掛かりはつかめないままだ。ムンさんの家族は「放牧中の馬を1カ所に集めるのは簡単ではない」とし、馬に詳しい専門家の窃盗とみている。またムンさんは「騒ぎが収まるまで(馬たちが)どこかに隠されているようだ」と話している。

ムンさんは馬たちの写真を入れたビラ1万6000枚を作成し島内各地に配布する計画だ。また情報提供者には300万ウォン(約27万円)が贈られる。

報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せているが、ノービザ制度で中国人観光客が急増している済州島だけに、中国人による窃盗を疑う声も一部ある。

「馬肉の販売業者を当たれば答えは出る」
「4本足のものは机以外何でも食べるという中国人が馬肉を団体で食べたんだろう」
「誰の仕業か明らかじゃないか。船でもう中国に行っちゃってるよ」

「最近は済州島で中国人がいろいろやらかしてるからね。今回もそうじゃないかと疑ってしまう」
「もう馬肉になって誰かのお腹に入ってるよ」
「ドローンで捜索すべきだ」

「中国人は馬肉が好きだよね」
「GPSを付けておくべきだった」
「済州島で起こった問題と聞くと、一番先に中国人が思い浮かぶ」
「最初は馬で始まったが、そのうち幼稚園の子どもたち20人が突然いなくなるなんてことに…」(翻訳・編集/吉金)