2016年9月27日、韓国・聯合ニュースなどによると、夏の間、韓国の川を汚し大問題となった緑藻類(アオコ)から電気をつくり出す技術が韓国で開発された。

韓国未来創造科学部は27日、延世大機械工学科のリュ・ウォニョン教授チームが藻類細胞から電子を取り出す方法を開発したと明らかにした。研究陣は、植物や一部の微生物が光合成を行う際にできる電子を細胞内から取り出すための超小型の電極を製作した。この電極を複数配列することで一度に多くの細胞から電子を取り出せ、これらの電子を元に電気をつくり出すことができるという。

韓国では李明博(イ・ミョンバク)前大統領が進めた4大河川整備事業を発端に、河川の水質汚染が年々深刻さを増している。毎年夏になると、漢江や洛東江といった韓国を代表する河川でアオコが大発生し、辺りに魚の腐臭が漂うなどの被害が出ていた。リュ教授は「このところ環境問題で注目されているアオコを利用してエネルギーをつくり出せるという新たな概念の技術だ」と話している。

これに韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「飲用は諦めたということか!」
「発電のため、すべての河川でアオコを発生させないといけないね」
「李明博が『私はこういう未来を見据えてアオコ生産のシステムをつくり上げた』とか言い出しそう」
「恥ずかしくないの?」

「これはイグノーベル賞ものだ」
「これこそまさに創造経済だね」
「アオコのおかげで原発も必要なくなるの?」
「電気自動車の時代が来ることを前もって見抜き、電力需要の増加に応えるため4大河川事業を強硬なさった李明博閣下の先見の明に涙が出るよ…」

「発電のために4大河川にアオコを大発生させたのか?」
「研究の成果は認めるが、今の国民感情を勘案するに文句を言われかねない研究だ」
「一応は電気をつくれるというだけの話なのか、これで事業をしようということなのか。事業をするなら事業性の検討はしてるのか?」(翻訳・編集/吉金)