2016年9月26日、韓国・聯合ニュースによると、ソウル中央検察庁は同日、背任や横領の疑いで捜査してきた韓国ロッテグループのトップ、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長の逮捕状を裁判所に請求した。裁判所は逮捕の是非を月内にも決める見通しだ。環球時報(電子版)が伝えた。

韓国ロッテは同日、辛東彬氏に対する逮捕状請求について「残念に思う。令状審査の過程で誠実に説明し、裁判所の賢明な判断を待ちたい」とした。辛東彬氏は20日の事情聴取では疑惑を全面的に否定していた。

辛東彬氏はロッテ創業者の辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)氏の次男。グループ会社に海外企業の買収をめぐる損失を負担させたり、裏金作りにかかわったとみられる。また、同族経営のグループ幹部に違法な賃金を支払った疑いが持たれている。検察関係者によると、ロッテの創業者一族が違法に得た資金は1300億ウォン(約117億円)に上るとみられる。(翻訳・編集/大宮)