2016年9月27日、訪れる観光客が急増していることや中国人による投資が増加していることを背景に、韓国の済州島で外国人の犯罪行為が頻発している。とりわけ中国人の関係する事案が増えているという。国際在線が伝えた。

韓国紙・中央日報によると、今月だけでも、17日には島内の教会で韓国人女性が中国人観光客に殺害される事件が起き、22日には危険な道路横断をしていた中国人2人が注意した警察官に食ってかかり罰金刑が科せられ、25日には20歳余りの若い中国人3人が酒に酔って路上で乱闘騒ぎを起こした。

殺人事件まで起き、ある女性は「中国人男性を見ると、とても怖く感じるようになった」と話す。警察官は「たった2時間で危険な道路横断をする中国人を40人も見つけた」と明かしている。繁華街にはたばこの吸い殻やレジ袋、食べかすなどが散乱し、明け方でも大声で騒ぎ、さらには道端で立ち小便をする人までいるなど、中国人観光客の起こす事案は枚挙にいとまがない。

済州警察庁の統計では、2014年に同島で公共の秩序に反する事件は785件だったが、15年には1267件、さらに16年は8月の時点で3750件も発生しており、増加の一途をたどっている。事件の約95%は中国人が起こしているという。

韓国東国大学の警察行政学教授は、「韓国政府は断固とした態度で臨むべきだ」とし、外国人観光客に不法滞在や犯罪の代償の重さを知らしめる必要があると話している。(翻訳・編集/岡田)