2016年9月28日、韓国・ニューシスによると、マーク・リッパート駐韓米大使を刃物で襲ったとして殺人未遂などの罪に問われた韓国人の金基宗(キム・ギジョン)被告が懲役12年の確定判決を受けた。

韓国の最高裁判所は同日、殺人未遂、外国使節に対する暴行、公務執行妨害などの罪で起訴された金氏に対して懲役12年を宣告した原審の判決を確定させた。

金氏は昨年3月、ソウルの世宗文化会館で開かれた「民族和解協力汎国民協議会」主催の講演を準備していたリッパート大使を刃物で襲ったとして現行犯逮捕され、起訴された。検察は裁判の途中に国家保安法違反の容疑を追加で適用した。また、昨年5月にはソウル拘置所で刑務官に暴行を加えた容疑も追加された。

1審は殺人未遂などの容疑について懲役12年、業務妨害などの容疑について懲役1年6カ月を言い渡したが、国家保安法違反の容疑については無罪とした。2審は殺人未遂と業務妨害事件を併合して審理し、懲役12年を宣告。国家保安法違反の容疑については無罪と判断した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「韓国では殺人犯でも懲役12年以下の宣告を受けるケースが多い。今回は重い判決を与えたね」
「国家保安法違反は無罪?あきれた…」

「米国なら終身刑になっていた」
「罪を犯した人は全員、北朝鮮に送ってほしい」
「金氏は自身を愛国者と考えているところが恐ろしい。12年後、また大きな事件を起こしそうな気がする」

「国のイメージを失墜させたのに12年は短すぎる」
「12年間も税金でご飯を食べさせ、温かい布団で眠らせ、治療代を払ってあげるなんて…。僕はまだ独身なのに…」(翻訳・編集/堂本)