2016年9月30日、香港の空港で台風によりフライトが欠航したことに抗議した台湾野党議員に対し批判が相次いでいる。

台湾・聯合新聞網によると、27日に台風17号の影響で台湾・チャイナエアラインの香港から台湾・高雄行きのフライトが欠航となった。これに対して台湾国民党に所属する張栄志(ジャン・ロンジー)議員が拡声器で抗議を行った。同議員は「チャイナエアラインはわれわれを高雄へ連れて帰る必要がある。放置して責任を負わないのはだめだ」と大声で叫んだ。

台湾メディアの取材に答えた張議員は、「抗議したのは、チャイナエアラインが欠航に対して宿泊や食事などの手配をしなかったからだ」と述べており、チャイナエアラインに迷惑をかけるつもりもなかったという。

報道によると、台風の影響で欠航になることは乗客も理解できたが、他の航空会社がホテルや食事を手配したのに対しチャイナエアラインは関連の対応がなかったため乗客から不満が漏れた。さらに、代わりの便は10月2日になるとの説明にも乗客は不満を抱いたという。張議員が先頭になり行った抗議を受け、チャイナエアラインは29日未明のフライトを急きょ用意し、乗り換えや食事を無料で手配した。張議員の抗議にネットでは批判の声が少なくない。(翻訳・編集/内山)