2016年9月29日、華西都市報によると、四川省成都市のフリーマーケットに出店していた露天商のおばあさんに称賛の声が集まっている。

27日午後、同市の上池正街には多くの露店が並んでいた。そのうちの一つが、66歳の李(リー)さんが出した古着の露店だった。するとそこへ自転車で見物に来た外国人男性が、かごに入れていたワインを誤って落としてしまい、李さんの商品を濡らしてしまった。

外国人男性は現地で英語教師をしている人物だといい、李さんに対して「本当に申し訳ありません」と謝罪し、弁償金として数百元(数千円)を李さんに渡そうとした。しかし、李さんはこれを頑として断り、「古いズボン何本かじゃ大して値打ちはないよ。本当にいいから。中国人はそんなにケチじゃないのよ!」と言ったそうだ。

しばらくは双方が譲らなかったが、結局、外国人男性が20元(約300円)でズボンを1本買うことで落ち着いたという。

このニュースに、中国のネットユーザーからは、「『中国人はそんなにケチじゃないのよ』。なんてカッコいい言葉なんだろう!李さんに“いいね”!」「実は中国には李さんのような純朴な人がたくさんいるんだよ。ただ、メディアがとんでもないことばかり報道するだけ」「同じ老人でも、他人をだましたり、言いがかりをつけたりするのもいる。バスに乗るなり若者に席を譲るように迫る老人は、これ見て顔が赤くなってるんじゃないか?」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)