丸々と太ったパンダの赤ちゃんが、うっかりして寝床から転がり落ちてしまうと、見学客は思わず「あっ!」という声を上げた。飼育員が慌てて駆け寄り、赤ちゃんを抱き起こした。29日、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地で今年生まれたパンダの赤ちゃん23頭が勢ぞろいとなり、多くの見学客の注目を引いた。四川日報が報じた。

飼育員は、23頭を緑色のカーペットの上に放した。赤ちゃんたちは、ごろごろと横たわり、時折すこし伸びをし、身体の向きを少し変えた。数頭の活発な赤ちゃんは、どこかに移動しようと這い回り続けていた。

米国からやって来た観光客のアーロンさんは、興奮した面持ちで、「これまでにもパンダを見たことはあったが、赤ちゃんを見たのは初めて。今日は、こんなに多くの赤ちゃんを見ることができて、とてもラッキーで嬉しい」と話した。

今年、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地では、27頭のパンダの赤ちゃんが飼育されている。うち国内生まれは23頭、海外生まれは4頭で、基地創設以来の最多記録を打ち立てた。特筆すべきは、27頭の赤ちゃんのうち、双子が10組もいることだ。30年近くの発展を経て、同基地内のパンダ数は176頭に達し、同基地は世界最大のパンダ人工繁殖・飼育地となった。(提供/人民網日本語版・編集KM)