2016年10月2日、台湾の聯合報によると、マニラから台湾へ向かった中華航空の旅客機が1日午後7時34分ごろ、台湾桃園国際空港に着陸する際、機体尾部が滑走路に接触した疑いが出ている。機長が機体を着陸復行して、その後改めて無事着陸。乗客、乗員ともにけが人が出なかったが、乗客は恐怖におびえたという。

台湾航空当局によると、着陸時の機体の姿勢が正しくなかったことが原因だとみられ、航空当局と飛航安全調査委員会が調査に着手している。事故を起こした機体は再上昇した際に機体尾部から摩擦による煙が出ているのが確認され、滑走路にもその痕跡が残っているという。機体は飛行が取りやめられ、操縦士2人も飛行停止となっている。

航空当局は、着陸時の尻もち事故は少なく、機体の仰角が過剰だったのが原因だった可能性があるとみており、詳しい事情はブラックボックスの解析と乗務員への聞き取りで明らかになるはずだとしている。

また、着陸時の天候不良や何らかの問題が発生した際には、着陸をいったん断念して機体を上昇させ、着陸をやり直すのが最も安全な対応だとして、航空当局は対応が適切だったことを強調した。(翻訳・編集/岡田)