2016年10月2日、南海網によると、中国が実効支配し、ベトナムや台湾などとの間で領有権をめぐって争っている西沙諸島(パラセル諸島)の永興島(ウッディー島)で、海水淡水化施設が新たに稼働を開始した。

住民は「今までは地下水に頼っており、シャワーを浴びると身体がべたべたしたり、アレルギーが出たりすることもあった。飲料用の真水はすべて海南島から運んでいた」と話す。新たな施設の稼働により、建設済みの施設とあわせると、1日当たり1800トンの淡水が生産可能となり、島内の軍や警察、民間人に必要な飲料水が島内で確保できることとなった。これまでは断水がしばしば起きていた。

島内の海水淡水化設備はあわせて3台。生産される真水は飲料用としての基準を満たしており、排水管を通じて各地に給水されるという。(翻訳・編集/岡田)