2016年10月2日、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が書簡で「中国の圧力に抵抗する」と述べたことに中国の専門家が見解を示した。香港・中国評論新聞が伝えた。

蔡総統は自身が所属する民進党の結党30周年を記念し、先月29日に党員向けの公開書簡を発表した。台湾が国際民間航空機関(ICAO)の年次総会の参加を拒否されたのは中国が圧力をかけたとの見方が強く、蔡総統が書簡で「中国の圧力に抵抗する」と述べたのはこうしたことを念頭に置いたものとみられている。

同書簡に関して上海台湾研究所の倪永傑(ニー・ヨンジエ)副所長は、「蔡氏が中国に強硬姿勢を見せているのは、日米の力を借りたいからだ。日米と同盟を結ぶことで両国を通し国際的な組織に認められ友好国を増やしたいと考えている」と指摘した。

さらに、「蔡氏は中国への経済依存を払拭(ふっしょく)したいとしているが、現代において中国市場に依存しない国はどれだけ存在するのだろうか?。この考えは世界の潮流に逆らっている。蔡氏は台湾の独立を目指していると思われるが、非現実的な幻想だ」と述べた。(翻訳・編集/内山)