2016年9月30日、韓国・SBSテレビなどによると、20年近くにわたり韓国法務部に勤務してきたベテラン公務員に前科7犯の犯歴があったことが発覚した。

法務部は同日、済州出入国管理事務所に勤務する7級公務員キム(46)に対し、捜査機関において身分を偽った行為などをめぐり懲戒手続きを進めることを明らかにした。同部によるとキムは9月初旬、済州島の飲食店で60代の女性店主に対し性的暴行を加えようとした容疑で拘束・起訴された。この事件がきっかけで、キムには過去にも暴力により罰金刑を受けるなど7度の犯歴があることが発覚した。

キムは1998年に9級公務員として採用されて以来、20年近く法務部に勤務していた。同部はキムが捜査機関の取り調べで身分を偽っていたためにこれまで前科を把握できなかったとしている。現行法上、公務員の前科照会は採用・叙勲の際などに限られているという。

報道を受け、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられた。

「捜査過程で本当に分からなかったのかな。身分照会をしたらすぐに職業が分かるのに。いくら何でも法務部はずさん過ぎる」
「当然のことだよ。政治家だってキャリア官僚だって前科者だらけ。公務員に罪の意識なんてないさ」
「国会議員もほとんど前科者でしょ?」

「クリーンになれない韓国」
「国防部に北朝鮮軍がいないか確認すべきだ」
「前科があっても大統領になれる。犯罪者に夢と希望を与えるヘル朝鮮(地獄のような韓国)」
「この国は一体どこから手をつけたらいいんだ?」

「自分がこの世で最も善良に思える」
「前科7犯よりも、40代の男が60代のおばあさんを襲おうとしたことに驚いた」
「他の公務員もこの機会に全員調べてくれ」
「マンションの警備員だって前科を調べてから採用するのに、前科7犯が法務部に?」(翻訳・編集/吉金)