2016年10月3日、韓国・国民日報によると、夫の暴力に耐えきれず、2歳の娘を残して家出した50代の女性が、警察の協力により34年ぶりに娘と再会したというニュースが、韓国で話題となっている。

今年8月23日、韓国の釜山東莱警察署を訪れたチェさん(59)は、「娘を探してほしい」と涙ながらに訴えた。夫の暴力に耐えきれず、1982年に家を飛び出したチェさんは、家に残してきた娘を忘れられずに生きてきたという。警察はチェさんの娘を探すことにしたが、手掛かりは娘と娘の父親の名前と生年月日だけだった。警察は全国の住民登録番号などを照会したが、一致する情報は見つからなかった。チェさんはその後、共に暮らしていた夫の腹違いの妹の名前と年齢を思い出したが、20年前に死亡していたことが確認された。しかし、警察は妹の家族関係を調査し、光州に住む姉を探し出すことに成功。その結果、チェさんの娘が2013年に結婚し、全羅南道のある小都市に住んでいるとの情報を得た。こうして警察は、34年間生死すら分からなかったチェさんの娘を探し出したという。

チェさんと娘は先月30日に釜山東莱警察署の事務室で劇的な再会を果たした。チェさんは娘の幼い頃の写真を持参。それを見た娘は笑顔を見せたという。捜索に協力した警察官は「母と娘、娘が連れてきた1歳の息子の3人は、誰が見ても家族と分かるほど顔が似ていた」と明らかにした。チェさんは「夢を見ている気分だった。警察官の協力にとても感謝している」と述べたという。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「韓国の公務員も、国民のために働くことができたのか!」
「感動した。捜索に協力した警察官らに拍手を送りたい」

「大統領府にいる公務員らより何倍も立派だ」
「暴力に耐えられずに2歳の娘を捨てたことが感動なの?そんな環境で娘にどうやって生きろと?」

「チェさんに娘を探す資格はないと思う」
「母親に会う決断をした娘の心の広さに感動した」
「なぜ急に娘を探す気になったの?生活に困ったから…ではないよね?」(翻訳・編集/堂本)