2016年10月4日、韓国メディア・韓国日報によると、18年の平昌冬季五輪開幕まで500日を切る中、複数の国際スポーツ連盟が競技会場に関する安全上の問題を指摘し波紋を呼んでいる。

国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)と国際リュージュ連盟(FIL)は先月、江原道平昌に建設中のアルペンシア・スライディングセンターの安全性に深刻な問題があるとの報告を韓国側に行った。同センターはボブスレー・スケルトン・リュージュの3競技の会場として予定されているが、報告書によると、これらの競技場として最も重要とも言える、均一な氷を作るポンプ設備に大きな欠陥が見つかったという。報告書は「状況の深刻性は臨界レベルに達した」とし、「江原道が、人の安全やトラックの長期的な運用可能性よりも予算削減を優先している」と痛烈に批判、さらに「われわれは安全に関して一歩も譲る考えはない」と警告した。

しかし、会場管理と五輪運営を総括する江原道・平昌五輪組織委は問題ないとの立場を示している。江原道は「指摘されたポンプの交換を含め45の勧告事項のうち36件をすでに是正し、残りも支障なく進めている」としている。また組織委側は施設の安全問題は江原道に一任しているとした。

同センターは、今月24日には国際オリンピック委員会(IOC)による競技場使用のための正式承認手続きを控えている。

報道を受け、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「恥ずかしい。ブラジルを悪く言えない」
「平昌五輪が終わったら100%、江原道は財政破綻する。そしてその負担は結局は庶民がかぶることに」
「できもしないのに誘致するから…」
「設計をちゃんとやっても手抜き工事だから意味がない」

「はっきり言って、この国に国際大会は合わないんだよ」
「もう国際大会を誘致するのはやめよう」
「上に立つのはおかしな人間ばかり、その上この国民性で五輪なんて笑わせるよ」
「やるならきちんとやったらどうだ?こんなふうにするために500年の自然林を破壊したのか?」

「何事もなく終わってくれればいいが…」
「ボブスレーで誰かひっくり返って血だらけになっても、この様子じゃ組織委は目を覚まさないだろう」
「歴代最悪の五輪と言われそうだ。いいかげんな工事で建てた建物が倒れなければ御の字だろう」(翻訳・編集/吉金)