2016年10月4日、鳳凰新聞は、「ノーベル賞受賞者は米国に次いで2番目、日本が受賞できる秘訣(ひけつ)は?」と題する記事を掲載した。

今年のノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要なたんぱく質などを分解する「オートファジー」の仕組みの研究に取り組んできた東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが選ばれた。記事は、日本は21世紀に入ってからは、米国に次いで2番目に多くのノーベル賞を受賞していると指摘。その要因について、日本メディアの記事を引用しながら3点を挙げている。

それは、「政府や企業が後押しし、重要プロジェクトについては研究開発費を惜しまず投資すること」「日本の文部科学省などが学者に質の高い論文を発表することを奨励し、ノーベル委員会の注目を集めていること」「ノーベル賞受賞者を増やすことで、優秀な後継者を生み出す機会を増やしていること」だ。記事は、こうした国家ぐるみの取り組みが実を結んでおり、今後も日本人の受賞者は増え続けるだろうとしている。

これについて、中国のネットユーザーからは、「日本の科学の発展レベルは確かに中国よりずっとすごい」「日本は賞を取るために科学を研究しているのではなく、科学を突き詰めた結果、受賞しているだけ」「中国には専門家をかたる人物は多いけど、本当の専門家は少ない」「日本はずっと前から科学の先を見据えてきたことが大きいんじゃないか」「簡単なことだ。生活の質、教育レベルを引き上げ、子どもたちの発想を重んじ、長所を発揮させるようにすれば、中国は世界一になれる。ただこれらは幻想に過ぎないけど」など、さまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)