2016年10月5日、参考消息網によると、中国の国際問題専門家が現在の日中関係について、「中国に大きな変化が起きたことで、双方がふさわしい付き合い方を見つけられずにいる」と分析した。

南シナ海や東シナ海問題などで微妙な関係が続く日中関係について、北京大学国際関係学院の梁雲祥(リアン・ユンシアン)教授は「日本政府の対中強硬姿勢は意図しているものではなく、中国の東アジアでの地位に大きな変化が起きたことで、日中はまだふさわしい付き合い方を見つけられずにいる」と分析した。

また、安倍晋三首相が9月26日に衆院本会議で行った所信表明演説で中国に言及した際、1月の施政方針演説で使った「友好」という言葉がなくなったことについて、現在の状況で「友好」は困難であるとの見方を示し、「東シナ海や南シナ海問題で互いに誤解や武力衝突を避けようとしているものの、どちらも譲歩する姿勢を見せていない。このような状況では、正常な往来があるだけで良しとしなければならない」と指摘した。(翻訳・編集/北田)