2016年10月4日、中国は国慶節(建国記念日)連休に入っており、国内観光をする人が数多い。首都である北京も観光名所が多数あるため多くの人が訪れているが、こうした観光客を狙った悪質なツアーが確認されている。法制晩報が伝えた。

北京の繁華街では、同市の観光名所をめぐる日帰りツアーの広告を配る人をたびたび目にすることができる。報道では実際にツアーに参加した記者がその模様を説明している。

今月3日に参加したツアーは「天安門の国旗掲揚、明の十三陵(明代の皇帝、后妃の陵墓群)、万里の長城」が主要な行程となっていたが、天安門の国旗掲揚は「警備が厳重のため中止」とキャンセルになった。国慶節当日の1日に国旗掲揚を見学したが、警備が厳重な状況ではなかった。さらに、明の十三陵に近づいた際、ガイドは「怪奇現象が起こるため、下車して見るのは良くない」とし、移動する車の中からの観光となった。

万里の長城でも観光客に人気の場所ではなく人気がない区間に連れて行かれ、土産店では最低100元(約1500円)の買い物をするよう求められ、何も買わなかった人から無理矢理10元の罰金を徴収していた。こうしたツアーについて同市の相談窓口は「悪質なツアーの可能性がある」とし、関連部門に報告すると回答している。(翻訳・編集/内山)