2016年10月5日、韓国・聯合ニュースは、慰安婦問題の日韓合意を受け、韓国の元慰安婦支援財団が求めた謝罪の手紙について、安倍晋三首相が「(出すことは)毛頭考えていない」と表明したことで「韓国政府は窮地に陥った」と伝えた。参考消息網が報じた。

韓国では昨年12月末の日韓合意について、元慰安婦を含め国民の多くが強く反対。韓国政府に対し「日本政府に譲歩させるべきだ」との期待が広がっていた。先月末には韓国外務省報道官が日本に「(被害者側が)感情的に納得する措置」を取るよう期待を表明。しかし、今回安倍首相が手紙を出すことを全面的に拒否したことで、韓国政府は窮地に陥った。

韓国東西大学の専門家は「安倍首相の発言は日韓合意の欠点を突いたもの。韓国政府はさらに低姿勢を求められることになり、元慰安婦の理解と支持を得るのは難しくなるだろう」と予測している。(翻訳・編集/大宮)