2016年10月6日、韓国・YTNによると、ソウル大医大遺伝体医学研究所のソ・ジョンソン所長と韓国の生命工学企業「マクロジェン」の研究チームが、約30億の塩基対からなる韓国人のゲノム配列をほぼ完璧に解読した。

この研究結果は6日、国際学術誌「ネイチャー」に特集論文として掲載された。ソ所長らは塩基序列を従来の100倍の長さで正確に読み取る技法を使い、“空白”のまま残っていたヒトゲノム(人間の持つ全遺伝子情報)190個のうち、半数を超える105個を完璧に解読した。また、残りの85個のうち、72個は一部を読み取った。

ネイチャーは今回の研究成果について、「現存するヒトゲノム解読結果の中で最も完璧な標準」とし、「アジア人の標準ゲノムとして未来の精密医学に使用できる医学用の標準ゲノムだ」と評価した。

今回の研究結果は、これまでに発表されたヒトゲノム解読結果の中で最も正確なものとして、韓国人の体質に合う新薬の開発などに活用されるという。

これについて、韓国のネットユーザーは「誇らしい」「がんのない世界で暮らしたい」「難病患者とその家族にとってうれしいニュースだね」「遺伝子を操作して毛髪をよみがえらせて!」「105個ならこれからが始まり。最後までやり遂げてほしい」「そんなもの意味ないよ。人口減少が深刻な韓国は世界で最も先に消える国なのだから…」「これでノーベル賞を取れないかな?」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)