2016年10月6日、米公共放送ナショナル・パブリック・ラジオは、中国で60年前ですたれたチップの風習が、一部のレストランで復活していると伝えた。参考消息網が報じた。

北京で若者に人気のあるバーベキューレストランは、客から従業員へのチップの受け取りをこのほど開始した。客がサービスや味に満足すれば、ウエイターやウエイトレスの袖口に印刷された2次元コードにスマートフォン(スマホ)をかざし、チップ4.56元(約71円)を払うことができる。客は満足なら何度でも払える仕組みだ。店のオーナーは「一種のゲーム感覚で楽しんでほしい」と話す。従業員はチップの多さに応じて給与が上乗せされる仕組みだ。

中国では1950年代、チップを払う習慣があった。食事に満足した時は、レジの脇に置いてある竹筒に客が小銭を入れていたという。しかし、次第にチップの習慣はすたれた。中国調理協会では「新しいことを取り入れる時は、ゆっくりとすべきだ。いいことをやめる必要はない。客の負担になることはすべきではない」としている。(翻訳・編集/大宮)