2016年10月6日、国連の次期事務総長に、ポルトガル人のアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官が就任することが決定的となったことについて、中国のネットユーザーが関心を示している。

今年いっぱいで任期を終える現職の潘基文(パン・ギムン)事務総長の後任について、安全保障理事会で6回にわたる非公開の投票を行った結果、同氏の得票数が最多だった。今回は13人の候補者のうち半数以上の7人が女性で、初の女性事務総長が誕生するかにも注目が集まったが実現しなかった。同氏はポルトガルの元首相。2005〜2015年には国連難民高等弁務官を務めており、シリアの難民問題などでの手腕が期待される。

同氏の選出について、中国のネット上には、「国連事務総長は以前は力があった印象だが、近年は影響力が低下してきている」「国連事務総長は某国(米国を指している)が操作する傀儡(かいらい)にすぎない」など、その役割や影響力に疑問を持つ意見が多い。また、「潘基文は“死に体”でまったく貢献できなかった。アナンとは雲泥の差」と潘事務総長への厳しい評価や、女性の事務総長誕生がならなかったことを残念がる声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)