2016年10月7日、韓国・マネートゥデイによると、韓国の消防車がゴールデンタイム(5分)以内に火災現場に到着する確率が減少傾向にあるという。

韓国国会の安全行政委員会所属のパク・チェヒョン議員が国民安全処の資料を分析した結果、消防車が5分以内に現場に到着する確率は58.5%(今年7月基準)にとどまり、2014年の61%、2015年の61.9%から下落した。

消防車がゴールデンタイム以内に火災現場に到着できない主な原因は「違法な路上駐車」だという。安全処は道路の幅が3メートル以下または障害物のため消防車が進入できない区間が100メートル以上の地域を「消防車の進入が不可能な場所」とみているが、全国で消防車が進入できない地域は1490カ所に上るという。種類別では住居地域が992カ所(66.6%)で最も多く、商業地域が344カ所、農漁村・山間・離島地域が116カ所で後に続いた。

パク議員は「火災事故の場合、ゴールデンタイム内に到着し迅速に初動対応をしなければ、生命や財産の被害が急激に増加する」とし、「安全処や各市は消防通路確保のための国民への広報活動など、さまざまな対応策を講じなければならない」と訴えた。

これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。

「市民意識が低い証拠。自分さえ良ければいいという考えを持っている人が多過ぎる」
「違法駐車をしている人は、自分のせいで人が死んでいるということに気付いていないのだろう」

「消防車を戦車のように改造して、緊急の時は違法駐車車両を踏みつぶせるようにしよう」
「土地は狭いのに車は多い。解決策はない」

「日本の道がきれいなのはまさに、路上駐車車両がないから」
「駐車問題を解決しただけで数人の命が助かるのに…」
「日本を見習ってほしい。韓国は金もうけのために車を売ることしか考えていないが、日本は駐車場が確保できない人には車を売らない」(翻訳・編集/堂本)