2016年10月7日、国慶節の連休期間中はマナー違反がクローズアップされる中国の観光客だが、北京市の天安門広場前ではそれに反して感動的な一幕が見られた。

財経網によると、雨が降る中で活動する清掃員に、天安門を訪れた観光客らが次々と傘をさしかけている様子を写した写真がSNSで拡散され、人々の感動を呼んでいる。

あるネットユーザーによると、午後の国旗の掲揚式の前に、数十人の清掃員が所定の位置について待機していた時、急に小雨が降り出した。すると、傘を持っていた観光客が一人また一人と清掃員に歩み寄り、傘をさしかけたという。

北京市環衛集団天安門サービスセンターの責任者は、「天気が悪い時には清掃員は事前に携帯しているレインコートを着用するが、この日は小雨程度だとみえたので制服で作業していた。観光客に傘をさしかけてもらった後、雨脚が強くなったのでレインコートを着用した」と説明した。

現場にいた清掃員の一人は、「皆さんが私たちの仕事を認めて、理解してくださっているのだと思う。スタッフはみんな心が温かくなった」と感激した様子だったという。(翻訳・編集/北田)