2016年10月9日、環球網は記事「“小監獄”事件は中国メディアの過大報道、韓国への不満のはけ口に―韓国メディア」を掲載した。

先日来、中国で話題となっているのが“小監獄”事件だ。韓国・済州島を訪問した中国人旅行客が入管で入国拒否処分を受け、帰国便までの数日間、狭い部屋の中に監禁されたというもの。部屋の中にはおよそ100人の中国人が閉じ込められており、布団すらなく床の上で雑魚寝するしかなかったという。

“小監獄”事件について当初、韓国メディアは一切報じていなかったが、過熱する中国側の報道を受けて反応を示している。済州島は中国人観光客に対してビザを免除しているが、ホテルの予約記録などがそろっていない場合には入国拒否をするケースもある。特に近年、違法滞在者が増えつつある中で入国審査が厳格化されている。入国拒否となった場合、送還待機室で帰国便を待つのは通常の手順であり、中国側は故意に事件を煽っていると批判。高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に伴い中韓関係が悪化する中、韓国への不満のはけ口として利用していると分析した。(翻訳・編集/増田聡太郎)