2016年10月10日、韓国・東亜日報によると、IT(情報技術)機器や電気自動車に広く使われるリチウムイオン電池より、最大で100倍速く充電できる次世代電池技術を韓国の研究チームが開発した。

韓国の未来創造科学部は10日、韓国科学技術院(KAIST)のカン・ジョング教授チームが上記のようなハイブリッドエネルギー貯蔵装置技術を開発し、その成果を有名学術雑誌「アドバンストエネルギーマテリアル」最新号のVIP論文として発表したと明らかにした。

リチウムイオン電池は小さいにもかかわらず多くの電気を貯蔵できるため、スマートフォンや電気自動車などに多く使われているが、充電に時間がかかる上に高電圧を得ることも難しいため、電気自動車のバッテリーとして活用するのに限界があった。これに代わるものとして、高速充電が可能なスーパーキャパシタという次世代電池も研究されているが、同バッテリーはサイズを小さくすることが難しいという欠点がある。

カン教授チームが今回開発した電池は、同じサイズのリチウムイオン電池に比べ、充電量も50%ほど多い。カン教授は「今回の研究は充電の速度を高めれば電池に貯蔵される電池エネルギーの密度が低くなるという欠点を克服したという点に意義がある」とし、「未来の電気自動車の核心技術になると期待している」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーは「一日も早く国際特許を出願するべき。また、政府は税金を使ってでもこのような技術に投資をし、バッテリー市場を先行しなければならない。そうすれば若者の就職先も増え、国家の競争力も高められる」「米国か日本のニュースかと思った。韓国のニュースで良かった」「この記事が本当なら、研究資金を支援した政府と寝る間を惜しんで実験を重ねたKAISTの研究チームに大きな拍手を送りたい」「その技術はすぐに中国のハッカー集団に盗まれるだろう」「こういう記事はよく見るが、韓国で初めて商用化されたとの記事は見たことがない」「サムスンのバッテリーのように爆発さえしなければいい…」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)