2016年10月13日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が、慰安婦問題をめぐり安倍晋三首相に対して「感性に訴える措置」を取るよう遠回しに求めた。

尹長官はこの日、韓国国会・外交統一委員会による外交部の国政監査で、安倍首相が韓国の元慰安婦に謝罪の手紙を書く考えは「毛頭ない」と表明したことについて「具体的な表現について言及は控える」としながらも「感性的な部分については、被害国がどのような要求をするかといった次元を超え、(加害)当該国が自らの判断で(感性に訴える措置について)述べることができると思う」と述べた。

その上で尹長官は、1970年、西ドイツのブラント首相(当時)がポーランド・ワルシャワのユダヤ人ゲットー跡でひざまずき犠牲者に謝罪したことを例に挙げ、「(ブラント首相の行為が)全世界に肯定的なメッセージを送ったように、求められたかどうかは別として、(日本が)そうした感性的な措置を取る可能性はあるのではないか」とした。

この報道を受け、韓国のネットユーザーが次のようなコメントを寄せている。

「『毛頭考えてない』なんて言う人間相手にああだこうだ言ってないで、クールに合意破棄してしまえ」
「そういうことは安倍さんの前で言わなきゃ」
「安倍首相のところに行って100億円を投げ付けて来い!そういう発言はそれからするんだな」

「だから、なんだってはした金で合意したんだよ?」
「国内で大口をたたいてないで行動で示せ」
「頼むから謝ってと懇願してるみたいだぞ」
「あのさあ、なぜ僕らが謝罪してくださいとお願いするの?」

「ぶっちゃけ言うと、中国も日本も韓国を一つの国と考えているかどうかは大いに疑問」
「ところで『感性的な措置』っていったい何?」
「そもそも尹長官の交渉からして間違っていたんだ。この人物こそ問題をこじらせた張本人」(翻訳・編集/吉金)