2016年10月19日、環球網によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は訪問先の中国北京で「中国は唯一、われわれの麻薬撲滅活動を支持する立場を示してくれた国だ」と発言し、同国の薬物治療センター建設を中国が支援する点に触れた。

ドゥテルテ大統領は18日から4日間の日程で中国を訪れており、欧米が非難する麻薬撲滅対策について「米国と欧州連合(EU)が止めるよう求めてくるのに対し、中国がわれわれを批判したことは一度もない」と強調。「米国とEU、他の国々は非難することしか知らない」「中国は騒ぐことなく薬物治療センター建設を支援してくれる」などと語った。

フィリピンの前政権に比べ中国に好意的と言われる同大統領は、「南シナ海における争いはあるが、中国との経済関係を強化したい。中国が他の国々に行っているような援助が得られるのであれば、中国がアジアで提唱する偉大な計画に喜んで参加したいと思う」とも発言。中国の王毅(ワン・イー)外相が以前、2国間関係の改善に向けた大統領の努力を称えたこともある。(翻訳・編集/野谷)