2016年の全国の交通事故死者数(速報値)で、65歳以上の高齢者の交通事故死者数は全国で累計2138人となり、前年比109人減となっていますが、総数(3904人)の54.8%を占め、同統計開始の1967年以降過去最高となっています。
各都道府県別の交通事故統計をとりまとめたところ、1道2府26県で減少、1都16県で増加していて、岩手県、群馬県、埼玉県、東京都、広島県では対前年で総数が減少する中、高齢者死者が増加しています。ワーストは総数では愛知県の117人(-5)、増加数では長野県の+27(69人)、高齢者率では徳島県の77.5%(38人)となっていて、高齢者率ではこのほか福井県、長崎県、大分県で70%を超えています。

■2016年高齢者交通事故死者数(12月末現在:速報値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月:197人(-6) 〈愛知県13人〉
・ 2月:144人(-22) 〈茨城県・静岡県 各11人〉
・ 3月:185人(+30) 〈愛知県11人〉
・ 4月:171人(+11) 〈千葉県11人〉
・ 5月:163人(+1) 〈愛知県11人〉
・ 6月:137人(-23) 〈埼玉県 8人〉
・ 7月:154人(-3) 〈北海道・福島県・千葉県・新潟県・愛知県 各8人〉
・ 8月:167人(-6) 〈福岡県13人〉
・ 9月:160人(-23) 〈愛知県14人〉
・10月:206人(-27) 〈北海道12人〉
・11月:199人(-25) 〈愛知県13人〉
・12月:255人(-16) 〈愛知県18人〉

・1日あたり5.84人/4.11時間に1人の割合
 上半期(182日:1日あたり5.48人/4.38時間に1人)
 下半期(184日:1日あたり6.20人/3.87時間に1人)

・年間死者数[高齢者率]:2015年2247人[54.6%]14年2193人[53.3%]13年2309人[52.6%]

【都道府県別】
全国  2138人(-109)[上半期997+下半期1141/高齢者率:54.7%]

北海道  83人(-13) [31+52:52.5%]※
青森県  27人(+8) [ 8+19:50.9%]●※
秋田県  36人(+12) [18+18:66.6%]●
岩手県  49人(+2) [23+26:67.1%]◎※
宮城県  29人(-1) [16+13:40.8%]
山形県  15人(-20) [ 6+ 9:53.5%]※
福島県  41人(-2) [18+23:45.5%]※
茨城県  73人(+4) [44+29:48.6%]●
栃木県  42人(-18) [22+20:55.2%]
群馬県  35人(+1) [14+21:56.4%]◎※
埼玉県  86人(+5) [43+43:56.9%]◎
千葉県  99人(+1) [47+52:53.5%]●※
東京都  63人(+5) [31+32:39.6%]◎※
神奈川県 54人(-16) [23+31:38.5%]※
山梨県  22人(+9) [14+ 8:62.8%]●
長野県  69人(+27) [31+38:57.0%]●※
新潟県  62人(-3) [21+41:57.9%]※
富山県  41人(-11) [20+21:68.3%]※
石川県  28人(-5) [12+16:58.3%]※
福井県  37人(+11) [18+19:72.5%]●※
静岡県  85人(-3) [43+42:62.0%]
愛知県  117人(-5) [48+69:55.1%]※
三重県  52人(0)  [27+25:52.0%]
岐阜県  56人(-5) [26+30:62.2%]※
滋賀県  26人(-13) [14+12:49.0%]
奈良県  22人(+3) [11+11:46.8%]●
和歌山県 23人(-9) [10+13:57.5%]※
大阪府  74人(-4) [29+45:45.9%]※
京都府  31人(-13) [12+19:51.6%]※
兵庫県  80人(-4) [39+41:52.6%]※
岡山県  50人(-3) [28+22:63.2%]
広島県  47人(+1) [25+22:54.6%]◎
鳥取県  11人(-10) [ 7+ 4:64.7%]
島根県  18人(+5) [ 9+ 9:64.2%]●
山口県  30人(-14) [16+14:46.8%]
徳島県  38人(+21) [24+14:77.5%]●
香川県  40人(+7) [16+24:65.5%]●※
愛媛県  46人(-3) [18+28:59.7%]※
高知県  26人(+7) [15+11:61.9%]●
福岡県  76人(-11) [37+39:53.1%]※
佐賀県  19人(-13) [10+ 9:54.2%]
長崎県  30人(-1) [17+13:73.1%]
熊本県  36人(-18) [18+18:53.7%]
大分県  30人(-2) [ 9+21:71.4%]※
宮崎県  30人(-5) [15+15:66.6%]
鹿児島県 41人(-11) [12+29:63.0%]※
沖縄県  13人(-2) [ 2+11:33.3%]※

◎対前年で総数減少も高齢者死者数が増加した都県
●高齢者交通事故死者数が前年を上回る県
※下半期の高齢者交通事故死者数が上半期を上回る都道府県

【ワースト3】年間[上半期/下半期]
<総数>
1位:愛知県117人(-5)[愛知県48人(-4)/愛知県69人(-1)]
2位:千葉県 99人(+1)[千葉県47人(+5)/52人北海道(-4)・千葉県(0)]
3位:埼玉県 86人(+5)[茨城県44人(+7)/大阪府45人(-2)]

<増減数>
1位:長野県(+27)  [徳島県(+18)/長野県(+13)]
2位:徳島県(+21)  [長野県(+14)/大阪府・香川県(+10)]
3位:秋田県(+12)  [秋田県・茨城県・福井県(+10)/青森県(+9)]

<高齢者率>
1位:徳島県(77.5%) [宮崎県(83.3%)/大分県(84.0%)]
2位:長崎県(73.1%) [秋田県(81.8%)/福井県(82.6%)]
3位:福井県(72.5%) [徳島県(77.4%)/徳島県(77.7%)]