[ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して下落。米連邦準備理事会(FRB)が21日までの連邦公開市場委員会(FOMC)で、長期の政策金利見通しを引き下げた影響が続いた。

FOMCが公表した来年と2018年の政策金利見通しの水準は従来より低下し、長期見通しも3.0%から2.9%に切り下がった。これを受けてドルが幅広く売られた。

コモンウェルス・フォーリンエクスチェンジのチーフ市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「FRBは12月の利上げに動く様子なので、表面的にはタカ派的でドルにプラスに見える。しかし同時に政策金利の長期見通しが引き下げられた。FRBの将来の利上げ経路が下振れした局面では、それほどドルに強気にはなれない」と述べた。

終盤の主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は、0.25%安の95.426。欧州時間には12日以来の安値となる95.048まで売られる場面があった。

ユーロ/ドル<EUR=>は直近が0.15%高の1.1202ドル。ドル/スイスフラン<CHF=>は朝方に一時2週間ぶりの安値を付けた。

原油価格上昇に伴ってカナダドル<CAD=>やコロンビアペソ<COP=>、ロシアルーブル<RUB=>といった石油関連通貨が、対ドルで買われた。これらの通貨は、FRBの利上げ経路が切り下がってリスク志向が高まったことも支援材料だった。

ノルウェークローネ<NOK=>はドルに対して2%強上昇。ノルウェー中央銀行が政策金利を据え置くとともに、経済が上向いたため今後の利下げの必要がなくなるかもしれないとの見解を示した。

ドル/円 NY終値 100.73/100.77

始値 100.73

高値 100.92

安値 100.54

ユーロ/ドル NY終値 1.1207/1.1208

始値 1.1234

高値 1.1257

安値 1.1200