[東京 23日 ロイター] - 石原伸晃・経済再生相は23日午前の閣議後会見で、日銀の金融政策の「量」から「金利」への転換について、「市場では失敗との見方もあるようだが、わたしはそれなりにうまくいったと思う」と評価した。

日銀の政策転換と米利上げ見送りを受けた円高については「コメントしない」としつつ、「FOMC(連邦公開市場委員会)の声明文は『利上げ近し』と読める」と指摘。米利上げと日銀緩和の維持で、円安基調が継続可能との考えをにじませた。

日銀の黒田東彦総裁が21日の会見で政府側に構造改革のさらなる推進を求めたのに関連し、「28兆円の経済対策などをしっかり実りあるものにしていく」、「IT(情報技術)、人工知能(AI)などの目覚しい技術革新に、議論があとから付いて行くことがないようにする」などと述べ、政府側も引き続き努力を続ける姿勢を強調した。

(竹本能文)