[コペンハーゲン 22日 ロイター] - デンマークの海運複合企業APモラー・マースク<MAERSKb.CO>のプラム・ラスムッセン会長は22日、ロイターとのインタビューで、今後業界再編が進むのに伴い、強力な資金力を利用して不振の競合勢を買収する用意があることを明らかにした。

マースクは自社を分割して海運とロジスティクス事業に注力する一方、エネルギー事業からは撤退を目指す方針を示した。

世界の海運業界はここ数十年で最悪の低迷状況に陥っており、海上貿易は金融危機以降いまだに回復しておらず、深刻な設備過剰となっている。

マースクの第2・四半期決算は純利益が1億0100万ドルにとどまり、アナリスト予想平均の1億9600万ドルを大幅に下回った。

ラスムッセン会長は「第2・四半期の業績はかなりお粗末だったが、わが社よりももっとひどい会社もあり、韓国の韓進海運はその1社だ」と述べた。

会長は最近の業界再編の動きはさらに強まるとみており、120億ドル近くの潤沢な資金を利用して競合勢を買収する構えを示した。その上で「海運会社は年末までに年初よりも少なくとも4社に減っており、再編はさらに進むだろう」と語った。