[4日 ロイター] - <為替> ポンドが下落。「ハードブレグジット」によって英経済が打撃を被るとの懸念から、ポンド/ドル<GBP=D4>は一時1.2735ドルと、約31年ぶりの安値をつけた。対ユーロ<EURGBP=D4>でも一時3年ぶりの安値を更新した。

また、欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れプログラムの縮小を計画しているとのブルームバーグの報道を受け、ユーロは対ドル<EUR=>で下げ幅を縮小したほか、対円<EURJPY=>では上昇した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸した。FT100種が7000の大台を超えるのは昨年半ば以来初めて。ポンド安で輸出企業の業績改善期待が広がったほか、教育出版で世界最大手のピアソン<PSON.L>の値上がりも全体水準を押し上げた。

国内事業中心の企業が多いFTSE250中型株指数<.FTMC>も0.87%上昇し、過去最高値をつけた。

ピアソンは5.2%高。同社が利益見通しを引き下げる可能性は低いだろうとするモルガン・スタンレーの見立てが好感された。モルガン・スタンレーは「第3・四半期の決算発表を受けて、ピアソンの株価は大幅に回復する可能性がある」との見方を示した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 上昇して取引を終えた。ドイツ銀行<DBKGn.DE>や教育出版で世界最大手の英ピアソン<PSON.L>が買われ、全体水準を押し上げた。

ドイツ銀行は1.5%上昇した。一時は3.5%高となり、約2週間ぶりの高値をつける場面もあった。モーゲージ担保証券(MBS)の不正販売問題を巡り、米当局から巨額の支払いを求められていることから前週末は過去最安値に落ち込んだ。その後は、支払額が数十億ドルに減額されるとの見方から持ち直した。

ドイツの高級車メーカーのBMW<BMWG.DE>は3.3%高。BNPパリバが目標株価を70ユーロから87ユーロに引き上げたことが好感された。STOXX欧州600種自動車・部品株指数<.SXAP>は2.04%上昇した。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れプログラムの縮小を計画しているとの報道を受け、ユーロ加盟国の国債利回りが総じて急上昇した。

ブルームバーグはユーロ圏の中銀関係筋の話として、ECBが量的緩和(QE)措置を終了させる前に債券買い入れプログラムを緩やかに縮小させていく可能性があると報道。縮小ペースは毎月100億ユーロ(112億ドル)になるとした。

ユーロ圏の国債はECBの買い入れに支援されていることから、同報道を受け大量の売りが触発され、イタリア10年債<IT10YT=TWEB>利回りは7ベーシスポイント(bp)上昇の1.30%、スペイン10年債<ES10YT=TWEB>利回りも同程度上昇し、1.05%となった。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは5bp上昇のマイナス0.042%と、約1週間半ぶりの高水準を付けた。独30年債<DE30YT=TWEB>利回りは6bp上昇の0.54%で推移している。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]