<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の102円後半。投機筋主導のショートカバーに一巡感が出る中、一段の上昇には米国の経済 指標を見極めたいという声が出ていた。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は3日続伸。1ドル102円台後半へとドル高/円安方向に振れた為替が追い風となり、自動車や電機など外需セクターを中心に堅調に推移。日経平均は一時108円高と9月21日の直近高値1万6823円63銭を更新し、9月9日以来約1カ月ぶりとなる高値水準を回復した。

東証1部騰落数は、値上がり1197銘柄に対し、値下がりが643銘柄、変わらずが140銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.030%になった。9月末に資金を予定通りに取れなかった金融機関が積極的に取り上がる展開。新発6カ月物国庫短期証券(TB)の入札は事前予想通りに強い結果となった。日銀オペ見合いの需要が入ったとみられている。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.085%と小幅だがマイナス幅を縮小した。TIBOR(東京銀行間取引金利)3月物は0.056%。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。

<円債市場> 

長期国債先物は小幅続落。前日の海外市場で、欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れプログラムの縮小を計画しているとの一部報道を受けて、欧米債が下落した流れを引き継ぎ売りが先行した。前場中盤は長期ゾーンを対象とする日銀オペが打たれたことで短期筋の買い戻しが優勢になった。後場はオペ結果が無難だったことで、買われる場面があったが、株高が上値を抑えた。

現物債は超長期ゾーン金利に上昇圧力がかかった。一部で期待されていた超長期ゾーンを対象にした日銀オペが見送られたことが影響したとの見方が出ていた。中期ゾーンはオペ対象になったことで底堅く推移。オペ結果強めとなった2年債利回りに低下圧力がかかる局面があった。長期ゾーンは国内銀行勢中心の売買が交錯する展開となり、国債先物への連動性を強めた。イールドカーブはスティープ化の形状。