<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の103円後半。朝方103円前半から半ばで推移していたドルは、株高を眺めて103.62円ま で上昇したが、あす発表の米雇用統計を見極めたいとみる向きも多く、そこから積極的に買い進める動きは出なかった。その後、夕刻に入るとドル/円はやや強含みの動きに転じている。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は4日続伸となった。前日の米国株高や1ドル103円台半ばへとドル高/円安に振れた為替などが買い手掛かりとなり、序盤から買いが先行。ただ、日経平均が節目の1万7000円に近付くと戻り待ちの売りや利益確定売りなどが出て、上値を押さえた。

東証1部騰落数は、値上がり1116銘柄に対し、値下がりが714銘柄、変わらずが151銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.020%になった。マイナス0.01%での調達が目立った。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.083%と小幅だがマイナス幅を縮小した。TIBOR(東京銀行間取引金利)3月物は0.056%と横ばい。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札では、過度な落札利回り低下に対して慎重姿勢が示された。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

長期国債先物は続落。前日の海外市場で、9月米ISM非製造業部門総合指数が堅調な内容となったことや原油先物価格の上昇を手掛かりに、米債が売られた流れを引き継いだ。株高も売りを誘った。

現物債は総じてさえない展開。中長期ゾーンは先物に連動して国内勢からの売りが優勢になった。超長期ゾーンは売買が交錯して高安まちまち。イールドカーブの落ち着きどころを模索する流れに変化はないとみられている。20年超長期国債利回りは一時前営業日比1.5bp高い0.395%と9月23日以来、30年超長期国債利回りは一時同1bp高い0.505%と9月27日以来の水準に上昇した。

10年物価連動国債入札は最低落札価格がほぼ前場実勢で決まり、無難な結果に収まった。