[ブリュッセル 6日 ロイター] - 欧州委員会は、昨年導入した投資プログラムの恩恵がより貧しい加盟国にも行き渡るよう、改善策を講じる計画だと明らかにした。

このプログラムは、投資に民間の資金を誘導するため、欧州戦略投資基金(EFSI)が210億ユーロの公的資金を支出して、よりリスクの高い部分をカバーするというもの。実施期間は3年。

プログラムに共同出資している欧州投資銀行(EIB)は、評価報告を発表。6月末でプログラム導入から1年が経過し、予定の3分の1に相当する1047億5000万ユーロの投資が実現したが、これまでに支出された資金はほぼ全額が、加盟国28カ国中の比較的富裕な15カ国に渡り、より貧しい13カ国には届いていないと述べた。

欧州委の報道官は、こうした地理的な配分は需要の結果としながらも「委員会は、さらに改善できるとの見解で一致した」と述べた。

また、計画の規模と期間を2倍にすることなどを提案していると述べた。