<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の103円後半。朝方のポンド急落を受け、ドル/円は上値追い機運に「冷や水」をあびせられたという。午後は103円後半でのもみ合いが続き、米雇用統計の発表 を前に方向感を欠く動きとなった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落した。今週に入って連日上昇した反動に加え、3連休前の手仕舞い売りなどが優勢だった。ドル/円JPY=EBSが103円台で一時弱含んだことも日本株の重しとして作用した。もっとも週末の米イベントを控えて見送りムードが強く、日経平均は小幅な値動きにとどまった。

東証1部騰落数は、値上がり732銘柄に対し、値下がりが1088銘柄、変わらずが163銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.018%になった。金融機関がしっかり資金調達意欲を示し、マイナス0.005─マイナス0.030%付近を中心に取引された。ユーロ円3カ月金利先物はしっかり。日銀が実施した国庫短期証券(TB)買い入れ結果は、買入予定額3兆円に対して、応札額が6兆4158億円で、そのうち3兆0004億円が落札された。応札倍率は2.13倍と前回(1.46倍)を上回り、6月24日以来の高水準。既発3カ月物や6カ月物中心に落札されたとみられる。

<円債市場> 

国債先物中心限月12月限は前日比1銭安の151円99銭と小幅続落で引けた。長期・超長期を対象にした日銀買い入れが通告されたことでプラス圏で推移する場面もあったが、海外で9月米雇用統計や米大統領選テレビ討論といったイベントを控えた3連休前で、様子見ムードが強く、狭いレンジでの値動きに終始。値幅は上下10銭にとどまった。

現物債は動意薄。日銀が9月30日に減額を発表後、初めて実施された超長期対象の国債買い入れが弱めの結果となったことを受けて、超長期ゾーンの利回りが上昇した。12日の30年債入札も意識された。10年最長期国債利回り(長期金利)はマイナス0.070%で取引を終えた。