[フランクフルト/ワシントン 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は7日、ユーロ圏のインフレ率がECBの目標に向け上昇するまで、現在のマイナス金利政策と積極的な債券買い入れ策を維持するとの方針をあらためて示した。

ワシントンで開かれている国際通貨基金(IMF)の年次総会に出席中のドラギ総裁は「ECBは責務を追求することで与えられた役目を果たしていく」と述べた。

ただ同時に、各国政府も成長押し上げに向けた改革のほか、財政出動などを通してECBの超低金利政策を支えるために一段の努力を行う必要があるとの認識を示した。

同様にワシントンを訪れているECBのプラート専務理事は、ユーロ圏経済の停滞を防ぐには真の財政、経済同盟の確立が必要になると指摘。経済同盟により経済的に豊かでないユーロ加盟国は遅れを取り戻すことができ、財政的な資源を共有することで大きな衝撃から身を守ることができると述べた。