[ロンドン 11日 ロイター] - 11日の取引で、ポンド<GBP=D4>がドルに対して1.22ドル付近まで下落した。

7日にはごく短時間に急落する「フラッシュ・クラッシュ」が起き、下落率は10%に達していた。

市場関係者によると、英国政府が、欧州連合(EU)単一市場から離れる「ハード・ブレグジット」に向かうとの見方が広がるなか、幹部当局者や投資家は一段安の可能性を指摘する。

ロイターのデータによると、ポンドは対ドルで一時、1ポンド=1.2200ドルの安値をつけた。対ユーロでも下落した。イングランド銀行(英中銀)のデータでは、貿易加重のポンド指数<=GBP>は2009年初め以来の安値を記録した。

英中銀金融政策委員会のマイケル・ソーンダーズ委員は「英経常赤字が続いていることや規模を踏まえると、ポンドがさらに下落しても驚きではない。一段安となる可能性は全く分からない」と述べた。

ドイツ銀行のストラテジストは、政策がハード・ブレグジットに向かうことが明白になればなるほど、ポンドの下落ペースも速まるとの見方を示した。

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