[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は大幅安となり、ダウ平均は200ドル値下がりしたほか、主要株価指数も軒並み1%以上下落した。さえない企業決算や本選まで1カ月を切った米大統領選をめぐる不透明感が相場の重しとなった。

市場では、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げが想定される中で、企業業績が改善しないと現状の高いバリュエーションは維持できないとの声が出ている。

リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長は、決算シーズン序盤の期待外れの結果を受けて「ほぼ避けられない利上げ(の悪影響)を支えられるだけの利益の伸びが得られないのではないか、と一部市場参加者が多少不安を抱くようになった」と指摘した。

主要6通貨に対するドル指数が一時3月以来の高値を付けるなどドル高が進み、多国籍企業の海外利益に押し下げ圧力が働いている面もある。

アルミのアルコア<AA.N>は11.4%安。第3・四半期利益がアナリスト予想に届かず、売上高見通しを下方修正した。

S&Pの11セクターはすべて下落し、特に大統領選の結果が最も影響するとみられる業界の1つであるヘルスケア<.SPXHC>が2.5%安と下げを主導した。

遺伝子解析機器のイルミナ<ILMN.O>は、売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことが響き、24.8%下げた。

医療機器のセント・ジュード・メディカル<STJ.N>は3.5%安。埋め込み型心臓機器の一部について電池の不具合を理由にリコール(回収・無償修理)を発表した。セント・ジュード買収に合意している医薬品のアボット・ラボラトリーズ<ABT.N>は5.4%下がった。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約67億株で、過去20営業日平均の68億株をやや下回った。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が6.96対1、ナスダックが5.10対1でいすれも下げが優勢だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18128.66 -200.38 -1.09 18308.43 18312.33 18061.96 <.DJI>

前営業日終値 18329.04

ナスダック総合 5246.79 -81.89 -1.54 5321.82 5321.82 5227.43 <.IXIC>

前営業日終値 5328.67

S&P総合500種 2136.73 -26.93 -1.24 2161.35 2161.56 2128.84 <.SPX>

前営業日終値 2163.66

ダウ輸送株20種 8086.59 -50.50 -0.62 <.DJT>

ダウ公共株15種 640.79 -7.60 -1.17 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 815.31 -17.60 -2.11 <.SOX>

VIX指数 15.36 +1.98 +14.80 <.VIX>

S&P一般消費財 626.96 -7.22 -1.14 <.SPLRCD>

S&P素材 291.79 -3.80 -1.29 <.SPLRCM>

S&P工業 492.68 -4.98 -1.00 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 534.02 -3.10 -0.58 <.SPLRCS>

S&P金融 323.86 -3.47 -1.06 <.SPSY>

S&P不動産 189.59 -1.63 -0.85 <.SPLRCREC



S&Pエネルギー 521.96 -6.15 -1.17 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 813.94 -20.96 -2.51 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 164.39 -0.32 -0.19 <.SPLRCL>

S&P情報技術 796.83 -9.48 -1.18 <.SPLRCT>

S&P公益事業 238.46 -2.84 -1.18 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.34億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 16915 - 95 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 16885 - 125 大阪比 <0#NIY:>