[ロンドン 11日 ロイター] - 11日の取引で、仮想通貨ビットコイン<BTC=BTSP>価格が10週間ぶり高値をつけた。人民元の一段安懸念を背景に、中国からの需要が増加したことが背景にある。

人民元は11日、人民銀行(中央銀行)が元安水準で基準値を設定したことで、対ドルで6年ぶり安値となる6.72元に下落。市場では中国当局がさらなる元安を容認するとの観測が高まった。

ビットコインのネット取引所大手ビットスタンプで、ビッドコインはドルに対し3%超上昇、7月下旬以来の高値となる637.21ドルをつけた。

業界ウェブサイトのコインデスクによると、ビットコイン取引の約95%は中国の取引所を通じて行われる。そのため中国の需要が増加すると、とりわけ相場に大きな影響を及ぼすという。

電子通貨のウェブサイト、クリプトコンペアの創業者であるチャールズ・ヘイター氏は「人民銀が元相場の安定に向け介入しなかったことで市場関係者には不安が広がっている。ビットコインは嵐が吹き荒れる中で避難先になる」と述べた。