[東京 12日 ロイター] - ローソン <2651.T>は12日、2016年3―8月期の連結営業利益が前年同期比5.0%減の399億円になったと発表した。3―8月期としては10年ぶりの減益となったが、会社計画の395億円は上回っている。

17年2月期の通期営業増益見通しは据え置いた。

3―8月期が営業減益となったことについて、玉塚元一会長兼CEO(最高経営責任者)は会見で「計画内だ」と述べた。上期は、冷蔵ケースの増設や品ぞろえ拡充などの加盟店支援、販促強化などの投資が影響した。

通期営業利益については、同4.8%増の760億円の見通しを据え置いており、「下期は上期の投資を刈り取りたい。9月を含めて、手応えもある」と語った。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト13人の営業利益予測の平均値は755億円となっている。

2017年2月期の連結営業総収入は6480億円から6420億円(前年比10.0%増)に下方修正した。上期において、円高により海外事業の売上げが下振れたことを踏まえた。

玉塚CEOは「消費全体が良い流れになったと言える段階ではないが、個社では、まだまだできることがある」と述べた。

ローソンは9月に三菱商事 <8058.T>による子会社化を発表している。玉塚CEOは50%超の出資となることで「三菱商事のローソンへのコミットメントは変わってくる」と述べ、これまでよりも戦略的な調達や、海外進出の際の人材面でのサポートなどが期待できるとした。

*内容を加えました。

(清水律子)