[オールバニ(米ニューヨーク州) 12日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は、インフレは依然低水準にあるとともに、経済成長は5年以上続く可能性があるとして、連邦準備理事会(FRB)は金融緩和の解除に対し寛大な姿勢で臨むことが可能との認識を示した。財界関連の会合で述べた。

ダドリー総裁は「経済拡大には多くの余地が残っている」と指摘。「インフレ率は目標を上回る水準にはなくやや下回っており、緩やかな金融緩和の解除を進める上でわれわれはかなり寛大でいられる」と述べた。

「経済拡大はかなり長い期間続く可能性がある」とし、FRBが今年、利上げを検討する上で忍耐強い姿勢を維持している理由の1つとして、米労働市場に残る「スラック」を挙げた。

その上で、FRBは最善のシナリオとして、失業率が5%程度にとどまる一方で、緩やかな成長が今後5─10年続くような極めて長期の経済拡大を目指しているとした。