[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ専務理事は、インフレ期待の押し上げに向けインフレ目標を引き上げることはリスクが高く、中銀の信認を損ねる恐れがあるとの認識を示した。

ハーバード大学での講演内容をECBが公表した。

専務理事は「世界的にインフレが低迷し、中銀が極めて緩和的な金融政策を実施する中、こうしたシグナルが本当に信用できるのか疑問が生じるだろう」と指摘。

「不明瞭な考えに依存する戦略へと変更すれば、われわれの信認を損なう結果になりかねず危険だ」と述べた。